EXCELLで出来ること


ある程度の企業なら、人事給与システムを使用していると思います。そして人事給与システムは、間違いなくCSVやXLSの取り込みに対応しています。

私は、以下の何種類かの人事給与システムに携わりました。
・ワークスアプリケーション COMPANY
・大塚商会         Smile
・カシオヒューマンシステム ADPS
・三菱総研DCS       PROSERVE
 これらのすべては、CSV取り込みに対応していました。
でも、システムに疎い人事給与担当は、なぜか、画面入力をしています。取り込みにしませんか? と聞くと、「入力画面経由なら、郵便番号を入れるだけで住所がでるから便利」であるとか、「銀行も検索できて便利」などと言う意見を言われたりします。<例:銀行コード検索>でも…。エクセルでもこの機能は簡単に実装出来ます。CSV取り込みが画面入力と比べ圧倒的に優れているのは、スピードです。例えば、10名程度の入社した社員のデータを作るには、基本データ画面、住所データ画面、家族構成画面、給与基本情報画面、社会保険入力画面(健保・厚年・労働保険の3画面)、住民税画面、基本給や家族手当等の画面、振込口座画面など、いちいち画面を遷移して入力していく必要がありますが、エクセルで作成すれば2〜3シートもあれば十分実装出来ます。この遷移に要する時間は本当に無駄な時間です。人数が少なければ、それは大した作業量ではないかもしれませんが、100人単位となるとそうは言ってられません。入力シートを用意し、それぞ一旦入力し取り込むほうが圧倒的に早くすみます。実際に現職では、前任の給与担当は締め間際に、何日もかけ深夜まで画面入力していましたが、私が取り込みシートを作成したことで、3日分の工程を削減することができました。給与担当の方なら、締め間際の緊張感が好きな人は居ないと思います。できれば余裕をもって締めを行い、その後工程に取り掛かりたいのではないでしょうか?経理資料作成や、住民税の移動通知、社会保険の取得・喪失業務など、給与担当は、人の移動に伴いすべき仕事が山のようにあるはずです。給与データは、基本全員の給与が見ててしまいますので、社員がすることが多いため、データを作って計算するという単純な作業は、できる限り短くすべきだと私は考えています。

ストレス無くミスもなく、もっと生產的な仕事をするため、CSV取り込みで業務を合理化しませんか?

 

 

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